ロンドン住宅様式と賃貸形式

londonsky

ロンドンでお部屋探しをする際、日本語サイトで日本語で書かれてるにも関わらず、意味が分かんないことがあります。
お部屋の写真などで、大体の雰囲気は掴めるのですが、細かいところまで分かんない。
それは住宅様式、賃貸形式の違いがごっちゃになっているからかもしれません。


ロンドンの住宅はハウス(戸建)と、フラット(マンション)に分けられます。
自分は学生だから、一戸建ては関係ないと思うなかれ。
一戸建てを他の人とシェアすることもありますよ。

ハウスを他の人とシェアするなら、「ハウスシェア」。
フラットを他の人とシェアするなら、「フラットシェア」と言います。
間借り物件のことを「ルームシェア」とも言います。
こういうシェア物件も不動産屋さんはちゃんと取り扱っているところが、日本と大きく異なるところです。


それでは住宅様式を確認していきましょう。

 

Detached House(デタッチド・ハウス)
いわゆる私たちが想像する一戸建て。家も庭も広ーい。

Photo by lalalalondon.com

Photo by lalalalondon.com

 

 

Semidetached House(セミ・デタッチド・ハウス)
二戸の長屋。左右対称で別々の世帯を成します。カタチは違えど、こーゆーアパート、日本でもたまに見かけますよね。

photo credit: stevecadman via photopin cc

photo credit: stevecadman via photopin cc

 

 

Terraced House(テラスド・ハウス)
通りに沿ってずらーと並ぶ長屋。6戸でが1つの長屋を形成することが多いです。
長屋って言っても、ちゃんとそれぞれにお庭付き!住居も広めです。

 

photo credit: Ian Halsey via photopin cc

photo credit: Ian Halsey via photopin cc

 

 

Town House(タウン・ハウス)
和製英語っぽいですが、ちゃんとした呼び名です。
いわゆる現代版長屋。ロンドンじゃ築100年とかフツーなんですが、タウンハウスは比較的新しい建築様式です。一番のポイントは駐車場とかがしっかり備わっているところですかね。

photo credit: ell brown via photopin cc

photo credit: ell brown via photopin cc

 

 

Mews(ミューズ)
馬小屋を改装した長屋のこと。ミューズ・ハウスとも言います。かつて馬車交通のターミナルだったロンドン中心部に多い傾向にあります。

photo credit: fieldus via photopin cc

photo credit: fieldus via photopin cc

 

 

Purpose built flat(パーパス・ビル・フラット)
いわゆる私たちが想像する集合住宅。ポーターと呼ばれる管理人兼警備員みたいな人が住み込みで常駐している場合もあります。

 

 

Conversion flat(コンバーション・フラット)
もともとデタッチド・ハウスだったものを、集合住宅に改造したもの。つまり外観は一軒家で庭もあります。家の入口用と、各お部屋の入口用など、カギを複数持つことになります。

photo credit: Reading Tom via photopin cc

photo credit: Reading Tom via photopin cc

 

 

Maisonette(メゾネット)
もともとテラスド・ハウスだったものを、集合住宅に改造したもの。1階部と2階部で2戸を成します。玄関の扉は共通なので、自分のスペースと合わせて、こちらもカギを複数持つことになります。

photo credit: Reading Tom via photopin cc

photo credit: Reading Tom via photopin cc

 

 

Studio Flat(ステュディオ・フラット)
いわゆるワンルーム。キッチン、シャワー、トイレ、ベッドルームが自分専用です。

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で、ここからがややこしいんですが、上はあくまでも住宅様式のこと。
賃貸形式とは別です。

それでは、「メゾネットをフラットシェアする賃貸形式」ということはどういうことでしょう。

上で説明したとおり、メゾネットは1階と2階で2戸あります。1階と2階じゃオーナーが違うわけですね。
例えば、大家さんが2階のオーナーだったならば、2階がルームメイトとシェアする共用スペースです。
そこには、キッチンや、お風呂、トイレなどとともに、3つほどお部屋があるはずです。
あなたの専用スペースは、そのうちのどれか1部屋ということ。

ちなみにこの場合3つカギを持つことになります。
1)家の入口のドア、
2)階段上りきったところにある2階のドア、
3)あなたのお部屋のドア

共用スペースで顔を合わせる人たちは、お互いがルームメイトして認識しているのでいいんですが、そうじゃない別世帯(上の例では1階)の方々とも顔を合わせる可能性はあるってことですね。家の玄関は共通なので。

もともと戸建のテラスド・ハウスを分割して、別々の住人が住めるようにしておきながら、今度はさらにそこをシェアする。。。むむ、ロンドン、ある意味すごいわ。。

不動産屋さんの物件リストやネット等のクラシファイド広告では、家賃や最寄駅、そして賃貸形式などがメインに書かれていますが、住宅様式も書かれていることが多いです。
住宅様式は建物の雰囲気を表すキーワードになっているんですね。

ぜひとも住宅様式も意識してお部屋探ししてみてください!


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